ライター加藤の産後ガードル研究室

産後の骨盤ケアはどうしたらいいの?

産後の骨盤ケア、実はどうしたらいいのかよくわからないんです

妊娠、出産は女性にとって人生での一番の大仕事と言えます。それはまた、自身の骨盤にとっても大仕事なんです。この骨盤、妊娠中や出産、産後にどう変化しているのか実際はよくわからない、というママさん達も多いのではないでしょうか。産後の骨盤のケアはどうしたらいいの? スタートはいつから? などなど、そんなことについても考えていきたいと思います。

 

 

出産直後は一番骨盤も開き、緩くなっている状態

骨盤は実は一日の中でも開いたり閉じたりしているんです。これにはびっくりしました。やはり、赤ちゃんが通る道になるのですから柔軟に動くのですね。骨盤の底には、骨盤低筋群という子宮や膀胱など下腹部の臓器を支える筋肉や靭帯があります。この筋肉は肛門、尿道、膣を締める働きを持っています。骨盤は妊娠中の10ヶ月をかけてゆっくりと開いていきます。内臓や子宮を支えている骨盤庭筋群もまた徐々に緩んでいきます。そして、出産時、骨盤は最大限に開きます。この時の開き方ですが、骨盤の下部が最大限に開くんですね。全体が大きく開くわけではないんです。出産時には骨盤底筋群も緩み、また傷つきます。そして約半年をかけて、骨盤は徐々に戻っていき、骨盤庭筋群も回復していきます。ただ、この戻りには個人差もあり、ケアを怠ったり、間違えた方法ですと骨盤もうまく戻らないのですね。

 

 

産後、骨盤を締め付けたままにしてしまうのはよくありません

この時にはさらしなどで骨盤をしめてあげる必要があります。産後助産師さんなどからそのようにアドバイスされることも多いのではないでしょうか。ただ、この後、具体的にどうしたらいいのか、迷ってしまうママさん達も多いのではないでしょうか。産後さらしを6ヶ月間つけたまま、またきついベルトなどをしたままの方もいらっしゃるのではないかと思います。その間、骨盤底筋群はどうなっているのでしょうか。きついベルトで固定したままでは実は骨盤底筋群の筋力が戻らなくなってしまうんです。

ここは、ベルトに頼らず、自分でも筋力アップさせる必要があるんです。エクササイズなども必要ですが、締め付けずに骨盤周りの筋肉をあたためるトピナガードルを履く、というのも有効になってきます。産後6ヶ月は骨盤を締め付ける必要はなんですね。トピナガードルは産後は、骨盤周りの筋力アップのサポートをしていきます。その結果、骨盤も正しい形で元に戻り、骨盤底筋群も鍛えられる、というわけなんです。